13日夜、ハノイで死亡した日本人男性は、保健省は14日に、新型コロナウイルス(COVID-19)感染者であったことを確認し、15日朝に発表した。
死亡した日本人(54歳男性)は、ハノイのサマセットウエストポイントホテルの9階に滞在していた。ハノイ疾病管理センターによると、実際の死因はまだ特定されていないが、死後に実施された検査により、彼がコロナウイルスを持っていることが明らかになった、述べた。直ちに当局は建物およびその周辺を殺菌し、139人のホテルの従業員と客が隔離措置となった。
故人は1月17日にベトナムに入り、ホーチミン市のタンビン地区で隔離された。検疫期間中に2回PCR検査で陰性であった。検疫から解放された後、彼は2月1日にホーチミン市からハノイに飛んだ。
ハノイ当局は、故人がベトナムに入国してからその男性と接触した可能性のある人を追跡中である。
故人の旅行の詳細は下記の通りである。
* IBISホテル、ホーチミン市、1月31日。
* 2月1日の11:00から13:20までのVN254便は、ホーチミン市からハノイへ。
*2月1日から13日 サマセットウエストポイントホテル、2TâyHồStreet、QuảngAn、TâyHồ地区、
* 2月2日、サンレッドリバービル23号、ホアンキエム区ファンチュトリン、903号室、2階の東京レッドグリルレストラン。
* Hachi ju hachi Restaurant、168XuânDiệu、QuảngAnWard、TâyHồ地区、2月3日午後6時から8時。
*2月4日と2月8日の朝 ラッフルズメディカルクリニック、51XuânDiệuStreet、QuảngAnWard、TâyHồ地区。
* 2月5日午後7時から午後9時。Torikichi Restaurant、75KimMãThượngStreet、Linh Lang Ward、BaĐìnhDistrict、
男性に会った可能性のある人は、最寄りの医療ステーションに連絡するか、0969082115または0949396115に電話することが要請されている。
故人がいったいどこで感染したのか、検疫期間中に陰性であって、ホーチミン、ハノイのいつ、どこで感染したのかは、わかっていない。ここにコロナ対策の難しさがあるが、ベトナム当局は上記のように故人の行動の詳細を掴んでいる。日本でも、空港検疫をすり抜けて人からイギリス型変異種が発見され、発見時にはすでに他に感染したようで、1月には埼玉で明らかな変異種の市中感染が発生し、その時点では感染経路がつかめていない。ここが決定的に日本とベトナムの違いである。
*掲載画像:13日に日本人男性が亡くなったハノイのタイホ地区にあるサマセットウエストポイントホテル 封鎖中である。画像:Vietnam News vnより。