東ティモール 人身売買の懸念で若年層のカンボジア行きを阻止

東ティモールは最近、人身売買の可能性を懸念し、若者のグループ旅行者のカンボジア行きを阻止する措置を講じた。

この決定は、東ティモール国家警察刑事捜査部長ジョアン・ベロ・ドス・レイス氏の首都ディリでの記者会見で、「これらの若年層の人々を人身売買組織の犠牲者から守るために行われた」と明らかにした。

若い旅行者のグループは、カンボジアに入国するための適切な書類、往復航空券、ビザを所持していなかったため、疑惑が浮上した。彼らから警察が事情を聞くに、「カジノで働くために Multi Game という会社に採用された」と思われることが判明し、彼らが搾取される可能性について懸念が生じたという。

同事件は、若者がオンラインで募集された後に人身売買の餌食になった同様の事件を思い出させるもので、マレーシアで仕事を約束されたのに、人身売買業者の被害者になってしまった例を挙げている。同氏は、東ティモールの若者に対し、インターネット上の求人広告に簡単に惑わされないよう、ソーシャルメディア上に自身の事務所の名で投稿されるフェイクニュースを含む虚偽の約束に警戒するよう警告した。

掲載写真:東チモール国内メディアからKhmer Timesが転載

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