25日夜、コンポンスプー州の村人たちによって、赤ちゃん子熊が密猟者から助け出された。子熊は、カルダモン山脈国立公園で密猟者に捕らえられていという。村人たちは、子熊を救出した後、カルダモン山脈国立公園事務所のレンジャーに引き渡した。公園の関係者は、子熊の保護のため、アウラル山(カンボジア最高峰の山)野生生物保護区に連れて行ったという。」
子熊は希少種のツキノワグマである。
コロナ禍は、熊の密猟にも及んでいる。熊は中国の伝統医学市場に売られる運命にあると思われツキノワグマやヒグマなど、さまざまな種類のクマの胆嚢胆汁は、少なくとも8世紀から漢方薬に使用されており、最近ではCOVID-19の効果的な治療法として宣伝されている。
掲載画像:村人によって保護された子熊