国内最大の大衆紙 Rasmei Kampuche 印刷発行を一時停止
クメール語大衆紙:ラスメイカンプチア 1一時休止 画像:Khmertimesより

発行停止判断は、財政問題

国内クメール語の最大の日刊紙であるRasmeiKampucheaは、27年間の発行後、昨日から印刷版新聞紙を一時的に停止したと発表しました。

同紙編集長のTeavSarakmonyは、「この決定は財政問題によるものであり、会社は現在の状況に改善するための時間を必要としている」と語っており、「まだオンラインプラットフォームを運営しており、オンラインで活動を拡大していきます」と述べている。オンライン・ニュースの普及で活字印刷メディアが追い詰められた感がある。見出しや記事の扇情的な内容では、恒常的な読者の活字離れは、今やいずこの国のメディアも同じ状況に陥っている。

WEB NEWSに移行か ーだが、収入につながるかー 

新聞がいつ発行を再開するかについては、「いつになるかわからない。」と同編集長は答え、「一部のスタッフが解雇された。」とも述べている。が、WEB NEWSに経営の重点を移行して有料記事を設けても、カンボジア人がわざわざ読むか、となると大きな疑問がある。

Rasmei Kampucheaは、2015年に54歳で亡くなったベテランのカンボジア人ジャーナリストPenSamitthyによって1990年代に設立された。当地で地元民に最もよく読まれた大衆紙である。

*掲載画像:クメール語大衆紙:ラスメイカンプチア の一時休止 画像:Khmertimesより

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