カンボジアのアウン・ポルノモニロット経済財務大臣は、地域病院開発プロジェクト実施のための211億400万円(約1億4100万ドル)の円借款延長に関する日本国際協力機構(JICA)在カンボジア代表:讃井一正氏との協定に署名した。
同署名式は3月14日に経済財政省で行われた。
地方病院整備事業は政府にとって重点プロジェクトの一つであり、経済財政省が承認した政府開発援助(ODA)円借款枠組みに基づく初の取り組みとなる。これはカンボジアの経済財務省、保健省、JICA の協力による取り組みによって行われるものである。
シェムリアップ、コンポンチャム、バッタンバン、カンポット、ストゥン・トレン、スバイリエン、プノンペンに各州及び首都含む7つの州/都市の紹介病院が、開発フェーズ1の実現可能性調査の対象として選ばれた。
その結果、この第 1 段階での地域病院開発の実現可能性を研究するために、シェムリアップ州とコンポンチャム州の紹介病院が選ばれている。
1.コンポンチャム州は、合計 608 床を収容する 8 階建ての新しい病院ビル 2 棟の建設を受け入れます。
2.シェムリアップ州は、合計 697 床を収容する 8 階建てと 5 階建ての 2 つの新しい病院建物の建設を受け入れます。
3.両州の病院向けの医療機器。薬剤調剤および医療機器/供給モジュールを病院情報および患者管理システムに統合。
同大臣は、重要な開発パートナーとしての日本政府と、特に6つのプロジェクトのうちの1つに対してODA融資を提供し続けてきたJICAを通じて、常に良好な協力を提供してくれた日本政府のすべての関連機関に感謝の意を表した。
掲載写真:フレッシュ ニュース