日本の駐在武官 紛争の続くウドンミアンチェイ州の国境紛争地を訪問

ウドン・ミエンチェイ—プノンペン駐在の日本大使館参事官兼防衛武官の原敬大大佐が、プノンペン駐在武官部隊(MACPP)の一員として、オッダーミエンチェイ州の紛争被災地の現地視察に参加した。

国防省主催のこの訪問では、5日間にわたる致命的な衝突で死傷者が出、国境の両側から数万人が避難を余儀なくされたことを受けてカンボジアとタイの間で停戦合意を遵守するための継続的な取り組みの中で、国境状況の最新情報が提供された。

訪問後、大使館の公式フェイスブックページに掲載された声明で、日本は関係国と連携し「停戦合意の着実な実施と事態の緩和」を推進していく決意を改めて表明した。

彼は、空爆によって被害を受けた国境付近の寺院と学校、そして避難民のためのシェルターを視察したと述べた。「本日の視察内容を首都(東京)に報告します」と彼は述べた。

ハラ大佐は「私を歓迎してくれた紛争の被害を受けた民間人の笑顔に感動した」と述べ、避難民がすぐに自宅に戻れるようになることを期待していると述べた。

なお、今回の訪問は、オーストラリア、英国、カナダ、中国、フランス、日本、韓国、ラオス、ベトナムの9か国の代表者からなるMACPP代表団に加わり、合計14名の参加者が最近の停戦合意後の被災地と難民の居住地の現地調査を行った。

掲載写真:Khmer Times

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