国境衝突でタイ兵1人負傷 共同通信（2025年12月07日 19時51分
【バンコク共同】タイ軍は7日、東北部シーサケート県で国境を接するカンボジア軍と銃撃戦が発生し、兵士1人が脚を負傷したと発表した。カンボジア国防省はタイ軍から攻撃を受けたが、反撃していないと主張。7月に軍事衝突した両国は10月にトランプ米大統領の仲介で和平合意に調印したが、履行は停止中で維持が危ぶまれている。
タイ軍兵士2人負傷、カンボジア国境で衝突 「戦線拡大の可能性」 日経新聞（2025年12月7日 19:55）
【バンコク=井上航介、ハノイ=新田祐司】タイ国軍は7日、カンボジアとの国境付近で銃撃戦があり、自国軍兵士2人が負傷したと発表した。タイ国軍はカンボジアとの国境地帯で戦線が拡大する恐れがあるとして、タイ側の住民らに避難指示を出した。
タイ国軍によると、銃撃戦は7日午後、タイ東北部シーサケート県付近の係争地で発生。兵士は足や胸部付近を撃たれた。負傷した兵士らは付近の病院に搬送され、治療を受けている。
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＊日経の場合は、バンコク、ハノイ駐在特派員からのニュース入電を記事にいている。
今回の国境紛争での銃撃について、カンボジアの政府関係声明を一手に引き受けているKhmer Timesの報道と、タイ国防省声明のタイ国内メディアの報道とは銃撃事件の内容は大きく異なっている。いずれにせよ、今後の国境紛争の動きが注目される。
掲載写真：共同通信ニュース
