日本、両国の国境地帯の紛争被災者支援に180万ドルの無償資金協力

日本は、最近のタイとの緊張関係により影響を受けているカンボジア国境地域での人道支援活動を支援するため、約180万ドルの緊急無償資金協力を発表した。

この資金は、国際移住機関と国連児童基金を通じて実施され、必需品や仮設住宅の提供に使われる予定だ。

上野篤駐カンボジア日本大使は声明の中で、日本はカンボジアとタイの間の即時かつ無条件の停戦合意を強く支持し、速やかに平和が回復することを願うとともに、被害を受けた人々の苦難を軽減するために努力していくと述べた。

「私自身と大使館の防衛担当武官である原敬大佐は国境地域を視察し、甚大な被害に深く心を痛めています。在カンボジア日本国大使館も平和回復に尽力し、カンボジアの被災者の方々への支援に努めてまいります」と篤志大使は述べた。

なお、日本国内では、日本は両国を対象に国境紛争地域に国連の活動を扶助する形で無償資金供与を行うもので、カンボジアのみを対象としたものではないと、報じられています。

掲載写真 駐カンボジア日本大使館

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