
プノンペンの犯罪者が、有名な旅行ブロガー「Travelwithcris」の婚約者からバッグをひったくり、最高20年の懲役刑に直面していると、プノンペン市裁判所の広報担当者が語った。
この旅行ブロガー(本名クリス・ロドリゲス)の婚約者グラディス・セアラさんは、15日(土)にプノンペンの川沿いのナイトマーケットの前を歩いていたところ引ったくり強盗に遭った。
事件後、ロドリゲス氏は、自身の「Travelwithcris」ページでライブ配信を行い、何千人もの視聴者にリーチした。
「みんな、彼女は今プノンペンで強盗に遭った。奴らがやって来て、バイクから彼女のバッグを奪ったんだ。信じられない。今起こったことだ!奴らが言っていることは本当だ。ここでは何も持たずに歩き回ってはいけない。奴らは彼女の肩からバッグを奪っただけで、誰も助けてくれなかった。おかしい。奴らは私の婚約者からすべてを奪ったんだ」と彼は動画で訴えた。
「この男を見てください!彼らは文字通り彼女の腕をつかみ、バイクからバッグを引き抜いたのです。信じられないことです!彼女のお金、カード、パスポートまですべてなくなってしまいました。信じられません」とも彼は付け加えた。
プノンペン市警察の情報・迅速対応作業グループによると、プノンペン警察はビデオを見た後、直ちに対応した。
プノンペン警察の副警察長官兼本部長であるチュオン・ナリン中将は、今朝婚約者の財布を盗んだ犯人が事件から数時間後の3月15日夕方、ルセイケオ地区トゥールサンケ区で専門の捜索救助隊に逮捕されたと述べた。
犯人はポル・コクチェンダという37歳の男性で、最近、重窃盗罪で懲役4年の判決を受けたばかりである。。
容疑者が逮捕された際、警察は重要書類、銀行カード、被害者のスペインのパスポートを押収したが、ベネズエラのパスポートは紛失していた。
逮捕後、容疑者は国家警察本部刑事部に送られた。
プノンペン市裁判所の検察広報官は、上記の容疑者が犯罪行為を犯しており、法律によれば最長20年の懲役刑を宣告される可能性があることを明らかにしている。
掲載写真:プノンペン都警察の提供