文部省は、リスクの低い地域でクラスあたり約15人の生徒がいる学校の再開を許可すると発表。
だが、これは、カンボジアの教育事情を知る者には「建前にすぎない」。
実質的な授業は公立学校では、お盆明けからの新学年期、都市部の私立学校は9月1日から新学年期再開となるが、「リスクの低い地域」となると都市部は現実無理、そして15人以内の生徒という条件があるが、農村部の公立学校が条件をクリアして再開してもお盆明けの10月以降である。
9月1日から学校再開は、全国に1つもないというのが現実である。従来から、9月1日から新学年期だが公立学校が始まることは全くないという現実である。
実質、カンボジアの学校は、2021年には約1か月間(週5日制、午前・午後の二部制)。全ての学校が再開しても、教員の欠勤(公立学校は信じられないほど多い。)もあって日本の同年齢の授業時間の半分にも満たない。
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