数千人の外国人観光客がカンポットの塩田を訪れると予想

カンポット州観光局長は、フランス植民地時代の建物から有名なカンポット、カンポット州が提供する多くの観光客の楽しみに加えて、塩田が新たな観光名所になるだろうと述べています。

外国人観光客の数は月々増加し続けており、観光局長は、カンポットを訪れる観光客、特に外国人観光客の数が徐々に増え始め、通常の状態に戻り始めたとも述べている。

同氏は、2024年1月には外国人観光客が8,000人、2月には1万2,000人に増加し、3月にはその勢いが続いていると述べた。

同氏は、フランス植民地時代に残された建物や胡椒農園を訪れたほか、ほとんどすべての外国人がトゥクチョー地区チュムクレアルコミューンの塩田を訪れ、天然塩の生産方法を学んだと付け加えた。

*カンボジアの塩:カンポット州の塩田はケップ市からベトナム国境の海岸沿いにある。この塩田はいわゆる入浜式塩田(海水を取り入れて天日干し)で、日本では瀬戸内海地域に江戸期に一般化した製塩方法で、なかでも「赤穂の塩」が知られている。この製塩は炎天下の重労働で知られ、カンボジアでは乾季の炎天下、3-5月の季節の風物詩となっている。

塩田は製塩事業で観光客向けではないが、道路に隣接する塩原の所有者は、座って夕日を体験するために来る観光客に対応するためにレストランやカフェを設置したという。

掲載写真:Khmer Times

おすすめの記事