フン・マネト首相は、雨季の洪水時にコンポントム州サンダン地区クレン区の住民と学生がセン川を渡れるように、コンポントム州当局に船2隻を追加提供した。
同2隻の船は、14日(水)にこの地域を訪問したカンボジア軍副司令官兼カンボジア陸軍司令官のマオ・ソファン将軍を通じて、同地区の人々と学生に引き渡された。
コンポントム軍事作戦地域の司令官:ソム・スン中将は引き渡し式典で、「この船は同州のミエンチェイとクレン両自治区で雨期にセン川を渡るのに困難な人々の移動を容易にするためのものだ」と述べた。同中将は、これらの渡し船が地元の人々の教育活動と日常生活の継続を支えていることを強調した。同時に、第70旅団副司令官のソイ・ナリス少将は、技術要員に対し、セン川を渡って人を輸送する際には注意を払い、長期使用に備えて船を整備するよう指示した。
コンポントム州サンダン州知事は、セン川を渡る人々の安全を確保してくれた政府に感謝の意を表した。
先月、フン・マネ首相は、学校に通うためにセン川を渡る必要があるダン・カムビット村とミアンチェイ村の人々の輸送を容易にするため、4隻のボートを提供した。当時、首相は渡河時に使用するライフジャケット40着も併せて提供した。
ダン・カンビット村のロン・イエン村長は、村の住民がセン川を渡ってスレ・ヴィール東村の学校まで人々を輸送するための船を受け取ったことを確認した。
同村長は、「雨期に川を渡るのは困難であり、住民は以前は劣悪な地元の船を修理するためにお金を費やさなければならなかったが、これらの新しい船がこの問題を解決した」と述べた。また、「ミアンチェイとクレン両自治区も、人々の通勤や通学の交通を支援するために政府から船を受け取った」と感謝の意を述べている。
掲載写真:コンポントム州セン川の渡船引き渡し式典