カンボジア政府は251日(金)、2024年の38兆8290億リエル(95億4000万ドル)から削減された、2025年の政府支出37兆9500億リエル(約93億2000万ドル)の予算案を承認した。
会議後の報道発表によると、この承認はフン・マネ首相が議長を務める週次閣議で行われたという。
報道発表によると、来年の予算は国内総生産(GDP)の18.14%となる予定だという。
「2025年度予算は、王国政府がカンボジアがこれまで達成してきた大きな成果を維持、保護、さらに強化し、さらに国を発展させるための効果的な政策ツールとなるだろう」、「カンボジアの経済は2025年に6.3%成長し、国のGDPを209兆1630億リエル、つまり約513億9000万ドルに押し上げると予測されている」と声明は述べている
声明によると、2025年には、主に衣料品と建設を中心とする工業部門が8.6%成長し、主に観光、運輸、通信、貿易、不動産を中心とするサービス部門が5.6%増加し、農業が1.1%増加すると予測されている。一方でインフレ率は約2.5%になると予想されている。
また、一人当たりGDPは2025年に2,924ドルに達すると予測されている。
2025年の予算案は国民議会で採択され、最終的に上院で審議された後、ノロドム・シハモニ国王に承認のために提出される必要がある。
掲載写真:閣僚評議会