政府 報道やSNS上の噂に神経を尖らす 先日はカナダの懸念に反論

カンボジア政府・情報省は、広範囲にわたるパニックを引き起こす可能性のあるフェイク・ニュースを公開しているメディアに対して措置を講じるよう要請した。

同情報省の報道官MeasSophornは9日、この通知はカンボジアのジャーナリスト、特にオンラインメディアに、「プロ意識を持って行動し、法律を尊重する」を目的としていると述べた。

「新聞法に従わない地元メディアがまだ少数見られるので、同省は通知を発表した」と同報道官は述べ、「私はまた、法を施行し、法の違法行為または職業倫理の欠如を示すジャーナリストに対して強力な行動を取るよう当局に訴えます」と警告した。

政府は、カナダの外相の懸念は「根拠がない」と反論

カナダ・フランソワフィリップシャンパーニュ外相

既にカンボジア政府報道官は12月7日、カナダのフランソワフィリップシャンパーニュ外相がサム・ランシー(国内で解答を命じられた野党党首)への最近の手紙で提起したカンボジアの人権状況に関するカナダ政府の懸念は「根拠がない」と述べ、政府は主張されているように元野党当局者に嫌がらせや脅迫などなかったと付け加えた。それによると、同カンボジア政府報道官Phay Siphanは、同カナダ外相の懸念は王国の実際の状況を反映しておらず、「カンボジアで何が起こっているかについては根拠のない懸念です。これらの[元CNRP活動家]は以前、政府の転覆を試みたり、市民の投票を阻止したりするなどの違法な活動に関与したとして起訴されていた。これらの行動は人権に関わりない」と反論している。

フンセン首相のfacebookこそ新型コロナウイルス情報の公式情報源

地元メディアは8日、「カンボジア政府は、保健省の公式Facebookとフンセン首相の最新情報が、特に新型コロナウイルス(COVID-19)に関する正確な情報源であることを再確認した」と報じている。それは、SNS上で新型コロナウイルス(COVID-19)に関連する誤報やフェイク・ニュースが広かった後、不必要な誤解やパニックを引き起こしているためだ、という。「王立政府はカンボジアの最初の地元の感染を封じ込めるために24時間体制で取り組んでいる」、この状況を管理するために、カンボジアのフンセン首相と保健省はこの問題に関する最新情報を定期的に共有している。」と強調した。

以上の地元メディアの伝える上記3つの記事は、カンボジア政府が過剰なまでの野党対策への批判や新型コロナウイルスの情報について神経質になっているか、また、国民の間での動揺がSNS等で取り上げられる噂の類でも警告を繰り返すほ敏感になっているか、を示している。

*掲載画像:フンセン首相のfacebook

 

おすすめの記事