政府は、プノンペン都内に地雷がないことを宣言し、首都での戦争の武器による犠牲者はこれ以上出ないことを発表した。実に30年間の時が過ぎて、ここに到った。戦争の惨禍がいかに大変なことであるかを物語っている。プーチンの戦争の惨禍の後遺症は信じがたいほどの長きによってウクライナの人々を苦しめ、ロシア人その付けを払い続けることになろうことも間違いない。
この発表は22日、プノンペン市役所で開催されたカンボジア地雷対策被害者支援局 (CMAA) による公式式典で明らかにされた。
同支援局(CMAA) 第一副会長の Ly Thuch 大臣は、地雷やその他の爆発性戦争残存物 (ERW) によってもたらされる脅威の問題は、カンボジアの 30 年にわたる地域戦争と内戦により複雑なものになっている、と述べた。
未だこれらの問題により、何百万もの地雷と不発弾がいたるところに残されており、これらは死傷するだけでなく、国の発展を妨げているという。
「30年以上にわたり、カンボジアは何百万もの地雷と爆発性戦争の残骸を発見して破壊し、地雷を人々が生計を立てることができる地域に変えてきました」、「地雷撤去者は、致命的な地雷だけでなく、クラスター爆弾、大砲、古いロケット、手榴弾、さまざまな化学兵器などのERWも除去して破壊しました。」と同氏は述べ、カンボジアにはまだ約 2,000 平方キロメートルの地雷と不発弾があり、カンボジアは 2025 年までにそれらを除去することを目指していると長く困難な作業にも触れている。
これまでのところ、6 つの州と 7 つのコミューンが、政府の地雷除去プロジェクトの第 1 段階から恩恵を受けている。それらは、トゥボン クムム、コンポン チャム、タケオ、コンポン チュナン、カンポット、スヴァイ リエンの各州と、コンポン スプー州のプノン スルオチ地区にある 7 自治区である。
掲載画像:Khmer Timeより