経済財務大臣のAun Pornmonirothは、経済をCovid-19の轍から引き上げ、持続可能で包括的な成長への道筋を示す2021-2023計画を開始する準備をしていると、述べた。
同計画は、競争力の強化と経済の多様化の促進を中心に、この計画は、高い輸出能力と地域および世界のサプライチェーンとのより強力なリンクを備えた強力な産業基盤を維持することにしっかりと基づいているという。
同大臣は、2022年のカンボジアの経済成長を4.8%に固定し、コロナウイルスの発生は広範囲にわたるワクチン接種後に緩和され、「ニューノーマル」の出現をもたらしたが、8月17日に国会が主催したオンラインワークショップで、2022年の財務管理法案の作成に関連する財政政策とマクロ経済政策の枠組みの進展について討議したという。
が、同経済大臣は上記に「カンボジアの経済成長を4.8%に固定」とあるが、既にカンボジアの経済成長は2.5%と予想されており、こうした予想値と経済回復計画をどうつじつま合わせをするのだろうか。大風呂敷は実態経済で破綻するのは古今の例が示している。
*掲載写真:プノンペン都中心部であるが、コロナ禍で値が下がり、一つのタワーマンションに明かりがちらほら、過剰投資危機に陥っている。画像:Phnom Penh Postより。