ネス・ピークトラ情報大臣は、ジャーナリスト、ソーシャルメディア報道機関、オンラインコンテンツ制作者、広告主に対し、ソーシャルメディア、特にFacebook、TikTok、テレグラムのニュースチャンネルで暴力的な画像の投稿、共有するのをやめるよう呼び掛けた。
同大臣のメッセージは、カンダル州サアン地区で男性が女性を刺殺する明らかに暴力的なビデオが最近オンラインで公開されたことを受けて発表されたものである。
同大臣は、「暴力的な動画の公開は不必要に死体を映すことで人間の尊厳を傷つける」、「また、愛する人を失った被害者の家族の精神的幸福も傷つけます」と指摘し、「最近、多くのジャーナリストやソーシャルメディアユーザーが殺人的な画像を投稿し共有していることに気づきました。こうした有害な画像の公開をやめるよう改めて求めたい」と20日（月）に述べている。同氏はさらに、「犠牲者の遺族に敬意を表すため、犠牲者の尊厳やプライバシーを害さない写真を共有するか、投稿・共有する前にそのような写真をぼかすことも可能だ」と付け加えた。
同大臣はまた、「暴力的なビデオや画像はソーシャルメディアユーザーの精神や感情、特に青少年や子供たちに悪影響を与えると指摘し、ジャーナリスト、ソーシャルメディアユーザー、コンテンツ制作者は倫理慣行を守り、ソーシャルメディア広告基準を遵守し、個人の尊厳とプライバシーを確実に尊重する必要があると信じている」と強調した。
掲載写真：情報省の提供 Khmer Times
