
今年最初の9か月間で、フェイクニュース対策委員会は国境紛争に関連したフェイクニュース、誤報、煽動、社会汚染、侮辱、虚偽報道など計2,810件を特定した。
このうち2,122件は政府や国境問題に関する事実の歪曲や情報の捏造に関連したものだった。
フェイクニュース対策委員会は29日、情報省で会議を招集した。
ネス・ピアクトラ情報大臣は、特にカンボジアとタイの国境情勢に関して、過去5か月間にフェイクニュースの拡散が増加していると指摘した。
カンボジアとタイは7月に5日間の武力衝突を起こし、7月28日に停戦合意に至った。
しかし、バンテアイ・メアンチェイ州オチョロフ地区におけるタイ当局によるカンボジア人村民の強制立ち退きをめぐり、緊張は依然として続いている。
両国は日曜日、マレーシアのクアラルンプールで共同宣言に署名し、国境紛争の平和的解決を追求する決意を再確認した。
深刻化する問題に対抗するため、各省庁主導のフェイクニュース対策委員会は、「座して煙を待つのではなく、火を消す」というアプローチの下、いくつかの積極的な対策を実施してきた。
掲載写真:情報大臣 情報省

