元旦早々に、ケップ州の元副知事が、ある女性を性的に虐待し、投げつけたグラスが別の女性に当たり、重傷を負わせたとして、州裁判所に起訴された。
ケップ州警察・副署長:ボン・サムス大佐は、容疑者をケップ州・副知事:プー・リー(51)と特定したという。報告を受けた同州知事はただちに彼を解任した。
同サメス大佐は、容疑者は刑法第 246 条と第 218 条に基づき、「わいせつな暴行と、状況を悪化させる意図的な暴力行為」の 2 つの罪状で起訴されたと述べた。有罪となれば、2 年から 5 年の禁錮刑が言い渡される。忖度のない公正な裁判が望まれる。いずれにせよ、容疑者だけでなく家族も恥ずかしい事件である。
わいせつ行為や暴行でケップ州副知事:Col Sameth Li は Kep 市内の 2 人の女性から訴えられたという。
同サメス大佐は、昨年の12月28日(木)午後 7 時ごろ、2 人の女性が、ケップ州の環境局長に昇進するために州の環境担当官である In Sao が主催したパーティーに出席したと述べた。パーティーはケップ市で開催され、当時州副知事」リーも出席した。
「彼(容疑者)は、彼を避けてパーティーを去った女性に腹を立てていました。その後、彼はワイングラスを投げましたが、彼女には当たりませんでした」、「それは彼女の後ろを歩いていた彼女の友人のホイラインに当たり、額に16針を縫う重傷を負わせました。」。「警察の捜査と2人の犠牲者の苦情によると、パーティーの最中にリーが酔っ払ったとき、彼は犠牲者のテーブルに向かって歩き、女性の頭の1つを軽くたたき、彼女の額にキスをした」という。要はパーティーの場でエロ親父となった副知事がセクハラの果てに暴行に及んだということのようだ。グラスを投げた後、容疑者リーはパーティーを離れて家に帰宅、被害女性は家族によって治療のために地方病院に運ばれたという。多数の人が目撃した事件だから、訴えが通ったのであろう。
掲載写真:Khmer Times