中国人5人、ベトナム人1人 麻薬犯罪で逮捕
警察は 6 人の麻薬組織を逮捕し、カンボジアとベトナムの国境で 5 月 28 日から 3 日間にわたって実施された作戦で、130 キログラムの麻薬を押収した。
カンボジアでは、「悪い奴は顔を晒せ!」がごく普通である。カンボジアのTVやニュース動画では哀れな犯人が首に犯罪内容のボードをつるされ、写真撮影。プノンペン・トゥールスレン虐殺博物館には、入所した者は先ず写真を撮る、写真写りのために特製の椅子まで造り、今も残され展示されている。TVや動画で事件を見る度に晒される犯人、大人になると人の行動は顔に出る、と思ってしまう。まさにリンカーン大統領にあるエピソード「(人は)40歳過ぎたら自分の顔に責任を持て!」である。顔の造作がイケメンでも犯罪者は犯罪者の顔になる。犯罪に至らなくても、酷薄や狡さは顔に出る。それが解らずに不幸になった男女はたくさんいる。
掲載写真を見ただけで、カンボジア人じゃないのが解る。中国人かベトナム人の麻薬絡みの事件だと。石川五右衛門のせりふじゃないが麻薬絡みだよここカンボジアでは中国人マフィアというのが相場である。コロナ禍でも中国よりは好き勝手ができる入り込んだか、残留中国人である。日本にも90年代は多かった。日本人が中国から学ばなかったのは、宦官制度と麻薬である。
ちなみにベトナム人の日本国内犯罪は、在留外国人の第1位である。ベトナムもまたマフィアの多い国である。
さて事件であるが、プノンペンの副検事:シス・バンナクとカンダル州の副検事:セン・リシー氏の指揮で高位警察チームによる捜査を実行し、130キログラムの麻薬を密輸しようとしたとして6人の外国人を逮捕した。警察はまた、逮捕時に容疑者から麻薬関連の物、2 台の車、4 つの銃、2 組の手錠、2 つの携帯電話などを押収した、という。
*掲載写真:逮捕された中国人とべトナム人 画像:Khmer Times