当局は韓国人女性が死亡したプノンペンの美容診療所の捜査を続行

プノンペン都ポンケンコン地区の司法機関と警察監察局は9月14日、6月に韓国人女性(後にカンダル州の荒地でカーペットに包まれた状態で遺体で発見された)が死亡した事件でプノンペン都内の美容クリニック「ポーカン診療所」(都内ポンケンコン地区ポンケンコン1区4村282番地)に2度目の家宅捜索をした。

同捜索の追加証拠の収集は、プノンペン都裁判所の調査判事サー・サムナン氏と検察やボンケンカン地区行政警察署の代表者、その他多くの関係者によって主導されたという。その結果、裁判所はプロポフォール リプロ 10mg/ml 1 錠を押収すると決定をした。同捜査の調査の結果、委員会はこの美容クリニックの事業を一時的に閉鎖することを決定した。

同「韓国女性死体遺棄事件」の捜索では、6月8日に同美容クリニックの下記の容疑者2人が逮捕されている。

・1人目: LAI WENSHAO、30歳、夫
・2人目: CAI HUIJUAN、39歳、妻。

上記の2人は韓国人女性ビイン・アヨンさんの死に関与した疑いで告発されている。

殺害された女性:韓国で知られるYouTuber Khmer Timas

遺体遺棄状態で発見されたビイン・アヨンさんという女性は、韓国人のYouTuberとして韓国内ではよく知られている方である。遺体発見の6月時点では、韓国内では大きなニュースとして扱われていた。逆に当初、カンボジアの警察は受け身の捜査姿勢であった。

この事件、同美容クリニックの夫婦が逮捕されているが、追加証拠収集は異例の捜査である。被告とされた夫婦が無罪を主張しているかに思える。

掲載写真:Khmer Times

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