ラオスで炭疽菌感染が確認されたことを受け、カンボジア当局は国境のストゥントレン州での予防措置を発表した。
隣接するラオスの南部チャンパーサック州の2つの地区で54人の炭疽菌症例に関連して警戒を強めいる。
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保健省:コイ・ヴァニー報道官は26日、「カンボジアでは炭疽菌の症例はまだ報告されていない」と述べた。
そして「予防策が講じられなければ病気が広がる可能性があるため、保健省疾病管理予防センターのチームは非常に警戒している」と同氏は述べている。
ストゥントレン州:メン・コン副知事は26日、「チャンパーサック州での炭疽菌感染者数の増加についてラオス当局から警告を受けた後、関係当局に対しウイルスがカンボジアに拡大するのを警戒するよう求めた」と述べた。
同氏は、「我々はトラペイン・クリエル国境検問所の州保健局職員に対し、ストゥントレンに出入りする人々を検査するよう依頼した。症状がある人、または炭疽菌に感染した動物と接触した疑いのある人は、直ちに検査を受ける必要があります。」
同氏はまた、カンボジアとラオスの国境近くの医療施設に対し、治療を受けている患者を監視し、炭疽菌の疑いのある症例は追加の検査のために保健当局に報告するよう指示した。同氏はストゥントレン州保健局に対し、すべての保健センターと地区の紹介病院に緊急通知を出し、継続的な監視を行うよう勧告した。
炭疽菌は主にウシ、ヒツジ、ヤギなどの家畜に影響を与えますが、人間も汚染された動物製品や動物にさらされると発病する可能性があり、厳重な警戒が必要とのことである。
掲載写真:Khmer Times