市民に数十万ドルを強要したとしてタケオ副警察署長を告発、受理される
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タケオ州の副警察長官ヒンソクケンHin Sok Kheng准将に対する告発が受理されたタケオ州警察の同副長官は、ベトナム人投資家4人とカンボジア人2人を不法に監禁し、解放と引き換えに2019年に30万ドルを強要したとして調査中である。クララ・ホム・サー・ケン副首相兼内務大臣は、「タケオ州警察の刑事計画副長官、ヒン・ソク・ケン准将に対する苦情を調査するための原則」を指令したという。つまり内務大臣が認める調査である。

この件に関して、内務省は2021年1月14日付けで受理部長のSeng Vannak中尉を任命する指令を発行することを決定した。 そこで2021年1月25日から2021年1月29日まで、ヒンソクケン Hin Sok Kheng 准将に対する申し立てを調査した。

告発され調査中のヒンソクケン准将 画像:Khmer Times

警察関係者によると、ヒンソクケン Hin Sok Kheng 准将が2019年の初めに就任した日から、ヒンソクケン准将は犯罪の取り締まりに成功したことはなく、部下を作ることを自慢し、個人的な利益のために下層階級を脅かした、という。

タケオ州警察・副長官:Hin Sok Kheng准将に対し、ベトナム人投資家4人とカンボジア人2人を不法に監禁し、解放と引き換えに2019年に30万ドルを強要した疑いで調査中である。

キムヘン中佐は1月14日、「内務省の総監察部長であるIv Leang中佐が、Seng Vannak中佐、苦情調査部長、および他の5人の将校を任命してヒンソクケン准将に対する調査を開始した」と述べた。調査は29日まで続くという。また同中佐は、4人のベトナム人男性と2人のカンボジア人男性が、2019年末に不法に監禁し恐喝されお金を要求されたとしてヒンソクケン准将と訴えた、と付け加えた。さらに2020年12月31日付けの苦情(訴状)によると、ヒンソクケン准将は、2019年初めに副警察署長に就任して以来、同准将は犯罪の取り締まりに失敗し、自分自身の功績を自慢し、部下を虐責めた、という。2019年12月31日、ヒンソクケン准将と刑事警察署長:SakTouch中佐は、彼等の共犯者とともに、ベトナム人3人とカンボジア人2人を拘留し、身代金として10万ドルを支払うことを強制した、という。また拘留された人たちからブレスレット、ネックレス、ダイヤモンドの指輪を没収したという。

訴状によれば、今年1月1日5人の被害者のうち2人が内務省に告発した、という。また訴状には、が、告発の結果か?、押収された宝飾品は今月初めにプノンペンの被害者に返還されたとのことである。

国家警察の報道官:チャイ・キム・クーン中尉は25日、「国家警察は調査の結果を見るのを待っている」と述べている。

最近のニュース 政府や警察機構の高官への告発報道が相次ぐ

最近のカンボジア国内ニュースには政府高官や警察高官への告発が相次いで報道されている。それだけ、政府内での綱紀粛清の動きがあり、また市民や住民の人権意識の高まりー不法な権利侵害を訴える動きーを反映しているのであろうか。

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