岸田首相、日曜日にカンボジア訪問 協力の強化の二国間会合を開く

カンボジア外務省は、日本の岸田文雄首相がフン・セン首相の招待により、2022年3月20日から21日にカンボジアを高官を率いて公式訪問すると発表した。

外務・国際協力省のプレスリリースによると、岸田文雄首相は、貿易・投資、教育、インフラ、防衛の分野を含む、両国間の関係と協力の強化について議論するための二国間会合を開く予定です。とりわけ、安全保障とCOVID-19後の社会経済的回復、そして共通の利益と懸念の地域的および国際的な問題についての意見交換も行うという。なお、会議の終わりに、2人の首相は共同記者会見を行う予定とのことである。

「岸田文雄首相のカンボジア王国への公式訪問は、既存の優れた関係と戦略的パートナーシップを強化および強化するという双方の強いコミットメントと、カンボジアと日本の間の相互利益のための二国間および多国間枠組みにおける協力を強調している。」と両国は述べている。

外務省のプレスリリースは一般的な外交辞令に過ぎない賛辞を並べ立てているだけだが、先にフンセン首相の後継フンマネット氏が日本に招かれ訪日しているが、そのお礼も兼ねての招待訪問であり、さらに二国間の強調は、対中国をにらんだ日本の安全保障構築という面があり、岸田首相になって積極的にカンボジアへの関りを強めている感がある。

その意味で、先の自衛艦の訪問にカンボジア政府のフンセン首相自らがシハヌークビルに出向くという異例の歓迎姿勢を見せている。言わば、自衛艦のカンボジア寄航は岸田首相の公式訪問の露払いと見られる。

*下の記事を参考に

掲載写真:岸田首相 画像:Khmer Times

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