カンボジアの天気予報を英字紙として伝えるKhmer Timesは冒頭で、「予報は水資源・気象省から提供された情報に基づいていることにご注意ください。」と伝えながら、」Khmer Times は「これらの予報の正確性について責任を負いません」と断りを付けて報じている。
従ってこの種の天気予報は概況に過ぎず、以前からカンボジアでは人々は体験的に天気の動きを予想している。特に田舎では青空の下で子供たちすら雨の匂いがすると1.2時間まえに降雨の到来を予見している。
さて水資源気象省は6月10日、カンボジアの気象状況に関する通知を発行しました。
低気圧はタイ湾に停滞し、カンボジア、メコン川中央流域、南シナ海地域を覆っています。
この状況により、各地域は下記の予報となります。
1-中央低地:
・最低気温23℃、最高気温33℃。
・南西と南東からの風は平均毎秒2メートル。晴れている場合は、微風程度です。
これらはバンテアイ・メアンチェイ、バッタンバン、シェムリアップ、ポーサット、コンポンチュナン、コンポントム、コンポンチャム、トボンクムム、プレイベン、スバイリエン、タケオ、カンダル、プノンペン州の低地帯に及びます。
2-高地・高原地域:
・最低気温23℃、最高気温33℃。
・南西と東からの風の平均風速は毎秒2.5メートルです。
オッダルミアンチェイ、プレアビヒア、コンポンスプー、クラティエ、ストゥントレン、ラタナキリ、モンドルキリ、カルダモン、ダングレック山脈や各州の高地では、雷と突風を伴う雨が降る可能性があり、その範囲は20%に及ぶ可能性があります。
3-沿岸地域:
・最低気温23℃、最高気温32℃。
南西風の平均風速は1.5メートル/秒。コッコン、シアヌークビル、カンポット、ケップ、ボコール山脈では、雷雨と突風が予想され、その地域の25%が覆われる見込みです。
また、海上の波の高さは、最小平均高さが 0.50 メートル、最大平均高さが 1.50 メートルです。
今年も酷暑は降雨なしで6月初めまで続くという異常な気象状況でここに来てようやく本格的な雨季を迎えたようです。
天気予報ですが、激しい降雨や暴風を伴う天候の急変にご注意ください。
掲載写真:イメージ及び水・資源気象省天気図(同省の提供) Khmer Times