地域スカウトとグリーンユースチームは、女性4名を含む18名で構成され、基本的な森林パトロールの訓練を受けた。
この研修コースは、国営の自然環境保護組織:ネイチャーライフ・カンボジアがラタナキリ州とモンドルキリ州の環境局と協力し、USAID(合衆国資金援助)-モロドク・バイタンの資金援助を受けて8月8日と9日に開催した。
ネイチャーライフ・カンボジアによれば、この研修の目的は、参加者に巡回中の安全を確保するための基本的なスキルを身につけさせ、巡回中の役割を明確にすることだった。情報筋によると、訓練生らは訓練終了後、自己防衛、観察と報告、地図の使用法について新たな知識を得た。また、パトロール隊育成計画に対する自信も深まり、今後数カ月以内にパトロール隊に参加する準備が整ったという。
森林パトロールの人材不足に対処するため、ロンファットREDD+プロジェクトはコミュニティスカウトとグリーンユースチームの取り組みを支援することを強調した。コミュニティスカウトはレンジャーとともに保護区と中核地帯をパトロールし、生物多様性データを記録し、一般市民を啓蒙し、違法な密猟の罠を回収する。
一方、青年チームは、CPA(コミュニティ保護地域)委員会とともにコミュニティ保護地域内を巡回し、生物多様性の記録と、自然資源の持続可能な利用についてコミュニティを教育することに重点を置くとのこと。
掲載写真:国営カンボジア通信(AKP)