在カンボジア日本大使、カンボジアとタイの平和への取り組みを歓迎

上野篤駐カンボジア日本大使は、カンボジアとタイの首相が永続的な平和の維持と将来の信頼醸成措置の推進に尽力することを表明したことを歓迎した。

フン・マネ首相とタイのアヌティン・チャーンウィラクン首相は5月7日、セブで開催された第48回ASEAN首脳会議の傍らで、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領が主催した三者会談において、対話と信頼醸成に向けた努力を継続することで合意した。

この会合は、タイがタイ湾における重複する海洋権益に関する2001年の覚書(MoU)から一方的に脱退し、その後カンボジアが国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく強制的な調停を追求することを決定したことで緊張が高まる中で行われた。

上野大使は8日(金)のメッセージで、「フィリピン(ASEAN議長国)、カンボジア、タイの3カ国首脳会談が5月7日にフィリピンのセブで開催されたことを歓迎します。また、カンボジアとタイの両首相が永続的な平和へのコミットメントを再確認し、今後の信頼醸成措置について協議したことを歓迎します。ASEAN議長国であるフィリピンの外交努力に敬意を表します」と述べている。

フン・マネ氏はセブでの記者会見で、カンボジアとタイは、合同国境委員会(JBC)、一般国境委員会(GBC)、地域国境委員会(RBC)を含む既存の二国間メカニズムを再開することで合意したと述べた。

彼はカンボジアのAOTへの支持を改めて表明し、マレーシアに続いてフィリピンがチームのリーダーシップを引き継ぐことを歓迎した。

上野大使のメッセージのようにカンボジアとタイの2国間の国境問題として解決するという姿勢は、ASEAN諸国や日本、中国がカンボジアやタイの主張の、どちらにも肩入れしないということの確認でもある。

掲載写真:上野大使 Khmer Times掲載

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