国防省、カンボジア・タイ前線の安定を確認

国務次官兼国防省報道官:マリー・ソチェアタ氏が10日朝プノンペンで行った記者会見で、プレアビヒア州とウドンミエンチェイ州の前線の状況は、8月9日深夜から午前6時まで平穏かつ安定していたと述べた。

彼女は、カンボジア軍は依然として強力で、十分な警戒態勢を維持しており、マレーシアのクアラルンプールで最近行われたカンボジア・タイ国境総合委員会(GBC)の臨時会議で合意された事項の実施に全力を尽くしていると指摘した。

同報道官は、暫定監視団(IOT)について、現地での停戦履行状況を視察する任務を積極的に遂行していると述べた。8月8日、IOTはオダールミエンチェイ州にあるASEAN監視団(AOT)本部と、同団を支援する他の複数の拠点を訪問した。

IOTは、マレーシア駐カンボジア国防武官ナズリー・ビン・アブドゥル・ラヒム大佐を筆頭に、インドネシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、ベトナムの代表者を含む7カ国の代表者で構成されています。ラヒム大佐は、彼らの積極的な参加は、停戦の成功と永続性を確保し、最終的にはカンボジアとタイ両国の人々の平和、安定、協力、そして発展を促進するという共通のコミットメントを反映していると強調しました。

報道官はまた、現在タイに拘束されている18人のカンボジア兵をタイが即時解放し本国に送還するよう、カンボジアとして改めて要請した。報道官は、いかなる兵士も置き去りにしたり忘れ去られたりしないよう、カンボジアはその決意を改めて表明した。

彼女の発言は、8月8日に行われた国防省長官ラート・ダラロス中将と赤十字国際委員会(ICRC)の地域軍事代表ロイド・ジレット氏との会談を受けて行われた。

会談中、ジレット氏は、ICRCの最近の人道支援訪問によると、タイ側によって不法に拘束されているカンボジア兵士18人全員が安全で健康状態は良好であることを確認した。

掲載写真:国営カンボジア通信(AKP)

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