
国防省次官兼報道官のマリー・ソチェアタは、7月29日以来現在タイに拘束されているカンボジア軍兵士20名が安全であるとタイ軍から報告されたことを確認した。
1日朝の記者会見で、ソチェアタ中将は、兵士の解放を確保するためにタイ側との交渉にカンボジアが継続して取り組んでいることを再確認し、国際人道法に従って兵士が即時無条件に帰還するようカンボジアが強く要求することを改めて表明した。
「我々はまた、ASEAN議長国であり停戦合意の主要推進者であるマレーシアに対し、仲介役を務めるよう正式に要請しました。さらに、タイ当局に対し、我が国軍人の早期帰還を強く求めます」と報道官は述べた。
また、報道官は、国防省とカンボジア王国軍(RCAF)は、いかなる状況であってもいかなる兵士も置き去りにしないという決意を固く保っていることを強調した。
1日朝の時点で、カンボジアは戦死した兵士1人の遺体を受け入れており、他の20人はタイに拘留されていると彼女は確認した。
カンボジア兵の捕獲につながった事件は、火曜日にプレアビヒア州の係争中の「チョアム・テ」戦場地帯で、両軍の兵士による停戦後の予定された握手の最中に発生したと、同州軍司令官のチャン・ソペアクトラ少将は述べた。
カンボジア軍によれば、カンボジア軍兵士らが停戦の精神で挨拶を交わすためにタイ軍に近づいたところ、タイ軍は挑発もなしに突然武器を向け、彼らを拘束したという。
「カンボジアはタイ側に対し、他の部隊も含めて、20名のカンボジア人部隊全員をできるだけ早くカンボジアに帰還させるよう要請する。我々は、兄弟たちをできるだけ早く、そして安全に帰還させるため、全力を尽くして交渉する」と、国防省報道官のマリー・ソチェアタ中将は述べた。昨日、カンボジア兵士の遺体がカンボジア当局に引き渡された。
数日後、国境での緊張が高まった際に、彼と他の兵士らがタイ軍に拘束されたと報じられていた。
掲載写真:国防省

