国王と前国王夫人 健康診断のため北京へ出発

ノロドム・シハモニ国王とノロドム・モニネアト・シハヌーク王妃は昨日の朝、定期健康診断のため中国北京へ出発した。国王と王妃のプノンペン国際空港からの出発に際し、カンボジアのトップリーダーや王族が出席した正式な送別式が行われた。

空港には、国王枢密院議長も務めるフン・セン上院議長、その妻でカンボジア赤十字社のブン・ラニー総裁、クオン・スダリー国会議長、フン・マネ首相、その他多数の高官らが出席した。また、カンボジア駐在の中国大使の汪文斌氏も式典に出席し、カンボジアと中国の緊密な関係を強調した。

シハモニ国王の不在中、フン・セン氏は国家元首代行の役割を引き継ぎ、国家の指導力の継続性を確保する。

王室メンバーは中国で定期的に健康診断を受けているため、今回の医療目的の北京訪問は長年の伝統の一環である。国王夫妻は中国滞在中、中国の指導者や一流の医療専門家から常に温かいもてなしを受けてきた。

彼らの中国への最後の医療訪問は今年初め、2024年2月26日から3月28日まで行われた。

掲載写真:王宮省の提供 Khmer Times掲載

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