国家選挙委員会(NEC)は29日発表、国政選挙に過失や不正はなかった

国家選挙委員会(NEC)は、7月23日の総選挙における各政党の得票数に関して過失や不正は見つからなかったと確認したと発表した。

この発表により、選挙に関して結果の正当性が確保された、とカンボジア国内メディア(プノンペンポストなど)は7月30日になって伝えた。

7月29日、NECはプレスリリースで、5つの選挙区の選挙結果の検討と検証を担当する5つのチームに委任したことを明らかにした。各チームは全国合計25選挙区のうち5選挙区を担当したという。同報告書は、「25の首都と地方の選挙管理委員会が選挙結果を検証した結果、各政党の投票数に矛盾や不正は見つからなかった」と述べた。「この主張は選挙プロセスの完果の検討と検証は同機関の選挙カレンダーに厳密に従って行われたと述べた。このプロセスには、各参加政党の代表者、選挙監視員、メディア関係者が参加し、結果の包括的な監査が確実に行われました。

「調査と検証の取り組みでは、首都や地方の選挙管理委員会によるいかなる欠陥も発見されなかった」とソリダ氏は述べ、すべての手続きが選挙法と議会の投票規則に従って行われたと断言している。

同氏は「選挙の暫定結果は7月31日に発表する」と述べた。

が、Khmer Times、Phnom Penh Postをはじめ、8月1日14:00現在、暫定結果に関する報道はでていない。

なお、国内メディアや政権党(人民党)は7月23日の選挙の初期結果は、24日にはいち早く与党カンボジア人民党が地滑り的な勝利を収め、125議席中120議席を確保したことと発表・報道している。またノロドム・チャクラヴィット皇太子率いる王党派:フンシンペック党が残りの議席を占める見通しで、10年以上ぶりに国会に復帰することになるとも報道している。

掲載写真:Phnom Penh Post

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