
タイとの国境衝突から逃れてきたカンボジアの村人たちは、多くの村人が避難キャンプに取り残されたままであることから、国際社会に対し平和回復の支援を訴えている。国境沿いの村々は依然として「危険地域」に指定されており、いつ帰宅できるかは不透明だ。
先月末、カンボジア・タイ国境から約120キロ離れたプレアビヒア県ワット・ポー5000の避難キャンプで、数十世帯の避難民が、訪れたアジア系ジャーナリストたちに自らの体験を語った。
先月、カンボジア・タイ国境沿いで激化した戦闘の中、多くの避難民が激しい砲撃と空挺弾の投下を逃れてきた。
「砲撃を経験したことがあります」と、63歳のヴァン・キムヤンさんは目に涙を浮かべながら言った。「子どもたちが孤児になったり、妻が未亡人になったり、人々が再び傷つき苦しんだりするのを見たくない。カンボジアには平和が必要です。」
プレアビヒア州では、不発弾や地元住民が「毒爆弾」と呼ぶもののために、国境沿いの村人たちは依然として帰宅を禁じられている。
掲載写真:Khmer Times

