国境紛争、チョークチェイ村とプレイチャン村の国境問題解決の基礎作りに合意

カンボジアとタイは、バンテアイ・メアンチェイ州オクロフ県オベイチョアン村のチョーク・チェイ村とプレイ・チャン村の国境問題に対処するため、現地調査を行う合同調査チームを派遣することに合意した

この作業は、境界標第42号と第47号の間の区間に沿って測量し、仮の境界標を設置するものです

これに関してカンボジア国境事務局は23日夕方の声明で情報を発表し、3つの重要な点を強調した。

  1. 2006年以来、合同調査チームは、1919年から1920年にかけてインドシナ・シャム境界画定委員会によって設置された74基のコンクリート製国境標の正確な位置を特定するための現地調査を行ってきました。これには、第42号から第47号の標が含まれます。この作業は、フランス統治時代の法的文書、特に1908年から1909年および1919年から1920年の境界画定委員会の議事録(Procès-Verbaux)に基づき、細心の注意と責任をもって実施されました。
  2. 双方はこれまで、特に42番ポストと47番ポストの間で、標識の正確な位置を確認するための探査作業のみを実施してきた。この区間における地上での実質的な境界画定作業はまだ行われていない。
  3. 両国は、計画策定のための作業部会を派遣し、2025年11月18日から実際の現地調査を開始することに合意しました。チームは、オベイチョアン村の境界標42番と47番の間に測量を行い、仮設の標石を設置します。これは、2000年の覚書、2003年の任務規定、前回の合同境界委員会(JBC)会議議事録、そして双方が合意した技術指示書に基づき、段階的に進められてきた現地での境界確定に向けた作業の継続となります。

同国家国境事務局は国民に対し、政府とカンボジア国境管理委員会を信頼するよう呼びかけ、両者が常に最高の職業倫理を堅持し、国益、特に領土保全と主権の保護を最優先するとともに、国際法を厳格に遵守し、インドシナとシャムの境界画定委員会から引き継いだカンボジアとタイの既存の国境を尊重していることを確認した。

掲載写真:カンボジア国家国境事務局

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