国交省、安全運転の遵守に高速道路や主要国道で走行専用車線を指定

幹線国道や高速道路での事故を抑制しようと、公共事業運輸省は初めて、オートバイ、低速走行車両、高速走行車両の指定車線を定めた。

これは21日同省が発行した2つの指令で明らかになった。

公共事業運輸省は、全国の交通事故件数を減らすために、車線の使用と同じ方向に移動する車両間の安全な距離に関する指令の実施を発表した。

同指令では、三輪車、バイク、乗用車、トラックの車線を指定している。

また、「黄色の標識のある道路や4車線の車道では、自動車の運転者は歩道の隣の右車線を走行しなければならない」とも述べた。

同省大臣は、交通事故によりカンボジアに年間4億ドル以上の損害が発生し、家族の苦難や障害、孤児や寡婦(かふ)を引き起こしていると指摘した。

また、シェムリアップ州道路交通局の副警察署長チム・ソヴァン氏は21日、一部のドライバーは車線を正しく使用していないと述べた。

さらに、トラックの運転手は渋滞時には道路脇の右車線を走行できるという。

公共事業運輸大臣:ペン・ポニア氏は、この指令の実施は車線の適切な使用と走行車両間の安全な距離を保つことの理解を促進することを目的としていると述べた。「これらの指令は交通法の遵守を促進するだけでなく、鉄道運転手や道路運送事業者も安全な運転を確保し、法律を遵守し、事故の発生を防止することになる」と述べた。

掲載写真:イメージ Khmer Times

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