同胞女性へ「覚せい剤復讐恐喝計画」で中国人2人と共犯カンボジア人を逮捕

中国人2名と共犯者のカンボジア人1名が、ホテルの部屋に麻薬をしかける罠を用いて同胞の中国人女性を麻薬使用と人身売買に関与させようと計画した容疑で、シハヌークビル警察署に逮捕された。

プレア・シハヌーク州警察長官チュオン・ナリン氏は、警察が容疑者3名、タン・ジャン・ウェイ(別名カー・カー)、ガオ・ヤ・ホン(別名アハブ)、および通訳のカンボジア人:エン・ピークトラと特定し、逮捕したと述べた。

容疑者3人はホテルの一室に麻薬を仕掛け、中国人女性:盧暁新を部屋に誘い込んだ。そして被疑者たちは女性を薬物使用の疑いで警察に通報すると言って脅迫する計画を立てた、という。

警察が容疑者の一人から通報を受け取った後、シハヌークビル警察監察局の麻薬対策部隊は4区の警察と協力し、直ちにシハヌークビル市4区4村グループ6の1113号室に行き、麻薬のパッケージ2つを発見した。薬物を使用したして中国人女性「盧暁欣」を尋問のために連行した。女性は薬物容疑を激しく否定し、メタンフェタミンとケタミンの検査が陰性だったことで証明され、薬物は使用していないということになった。その後、警察は女性の話から実は「罠にはめられた」と推測し、カンボジア人の通訳と中国人2人の居場所を急襲して逮捕、現在、容疑者3人は取り調べ中である。

なお、容疑者の1人、タン・ジャンウェイはこの女性とかつて関係を持っていたことが判明したという。

掲載写真:Khmer Times

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