お盆休暇前になるが、カンボジアの麻薬対策警察は、違法薬物の所持と密売の疑いで地元の男性 5 人組を逮捕し、18 kg以上の麻薬を押収した、と麻薬対策警察局 (ADP) は9月22日(木)に述べた。
22 歳から 42 歳までの男性容疑者は、9 月 17 日に首都プノンペンとバンテアイミエンチェイ 州ポイペト市のなどの5 か所で家宅捜索を行い、5人の逮捕者を出した。
同麻薬対策警察によれば、「取り締まり中に、覚醒剤、エクスタシー (MDMA)、ケタミン、ニメタゼパムを含む合計 18.29 kg の薬物とピストルが容疑者から押収された」と述べた。銃器所持からプロの密売人たちであることが解る。
カンボジアには麻薬密売人に対する死刑判決ないため、終身刑が最高刑で、法律の下では、違法薬物を 80 グラム以上密売した罪で有罪判決を受けた者は、終身刑になる可能性がある。
今年8ヵ月間で10545人(そのうち外国人154人ー大多数中国人)逮捕、麻薬6.11㌧を押収
カンボジアは 2022 年の 1 月から 8 月の間に 154 人の外国人を含む 10,545 人の麻薬容疑者を逮捕し、合計 6.11 トンの麻薬を押収したという。それでも、麻薬シンジケートに大きな打撃を与えたとは思えない。それほどにシンジケートは社会に根付いている。
掲載画像:Khmer Timeより