バッタンバン州の当局は、タイへ再入国するカンボジア出稼ぎ労働者に対し国境検問所で不法に金銭を要求するカンボジア当局者に関する申し立て(苦情)の調査を開始した。
「出稼ぎ労働者は、現金を前払いすれば、カンボジアとタイの国境検問所で迅速に処理できるという現実がある」とSNS上で主張されている。
当局による調査は、国境検問所の職員がクメール正月後に出国パスポートのスタンプと引き換えに多額の金銭を求めているという問題について調査している」と4月17日(月)の出稼ぎ労働者によるSNS投稿告発後に行なわれているという。
出稼ぎ労働者の 1 人である Sngoun Pheakdei 氏によれば(Khmer Times取材)、彼の Facebook ページで「バッタンバン州レム国境検問所の国境職員が、出国をパスポートにスタンプしたことで約 1,600 バーツ (46 ドル) を請求した」と述べている。
当局からの介入・是正を求めて、Pheakdei 氏は次のように述べています。
「このお金は公式の国家基金に入りますか?」「当局はカンボジアからの出稼ぎ労働者の出入国料金の引き下げるを望んでいる」
などとfacebookで述べている。
バッタンバンの当局は、「国境職員は、出国スタンプ サービスを提供するために料金を請求することは許可されていません。」と認め、「これまで国境当局に対し、州の国際国境検問所でサービス料を請求しないよう指示している」と説明した。
なおfacebookに不当請求の苦情を投稿したルー氏は、「過去数年間、パスポートの出国スタンプに対する違法な追加の<サービス料>はなかった」と指摘している。この種の不当な料金稼ぎは、カンボジア国境検問所だけでなくベトナム側の職員も外国人についても公然と追加料金を請求していた。
掲載写真:Khmer Times