内務省、「カンボジアがサイバー犯罪の中心地」というタイの主張に反応

カンボジア内務省は、カンボジアが支配層に支援された世界最大のサイバー犯罪組織をかくまっているとのタイのデジタル経済社会相の主張に反発した。

内務省報道官タッチ・ソハックは20日(金)、「タイの大臣が主張するようなカンボジアはオンライン犯罪やサイバー犯罪の中心地ではない」と苦しい主張を述べた。

バンコクポスト紙は21日、タイのプラサート・ジャンタラルアントン大臣が「カンボジアは今やサイバー犯罪の中心地」と述べた記事を掲載した。

同報道官は、「ジャンタラルアントン氏が主張するような、カンボジアはオンライン犯罪の温床ではない」とも述べている。

同氏は、「カンボジアは世界中の国々と協力してあらゆる種類の国際犯罪、特に人身売買、マネーロンダリング、その他多くの国際犯罪を防止し取り締まるために取り組んでいる」と付け加えた。

掲載写真:内務省報道官

おすすめの記事