内務省の高官は当局に対し、カンボジアの ID カード (ID) の発行と更新を迅速に行うよう関係当局に要請した。
*IDカードの提示はまともな就職やパスポート申請等に必須であるが、発行当局の腐敗の温床でもあり、以前から住民たちから苦情が出ていた者である。例えば故意に遅らせ、賄賂の高を吊り上げたり、散々待たせた上にお金請求することが、いちゃもんのような書類不備、いずれも当局の担当者たちの稼ぎとなる。だが、有力者のコネがあれば、いとも簡単にIDカードが手に入る。
プノンペン都警察署長「Sar Thet 中将は、関係当局は 15 歳に達した若者に ID カードの申請を促し、申請した人への ID の発行を迅速に進めるように現場に出向く必要がある」と述べた。
同氏はまた、IDカードが期限切れになる可能性があり、有効期限の90日前に新しいIDカードを申請できることを市民や住民に知らせる必要があると付け加えている。
テット少将は、これまで人々に必要な公共サービスを提供するために懸命に働いてきた役人、特に部下に市民のIDカードをできるだけ早く作成するよう奨励したすべての州や市の職員を称賛した。
また、「出生証明書の名前の文字や生年月日を好きなように変更しないよう人々に求めるよう、役人は注意してもらいたい」と述べている。
内務省の一般識別局 (GDI) ・報道官:サイ メン チェン中将は、当局は 2023 年の国政選挙の前に ID カードの発行と更新作業を完了する予定である。また、多くの人々が ID の申請、更新、紛失したカードの再発行の申請を行っていると述べた。
「人々が ID を取得するために努力しているのは良いことです。身分証明書は人々にとって重要です。私たちは州当局に対し、2023 年半ばまでに ID カードの発行を早めるよう強く求めます」と強調している。
さらに多くの人が名前を書き直したり、生年月日を変更したり、データバンクと照合したときに情報が表示されなかったりするため、警察はしばしば困難に直面していると述べている。
ともあれ、こうした指示がでることで、役人による不当な金銭の徴収が減り、発行が早くなれば人々の苦労が減り、偽のIDカードが出回ることも減るになるだろう。
掲載写真:Khmer Times