内務省は、若いカンボジア人女性がネット上のロマンス（恋愛）詐欺の餌食となり、精神的、経済的苦痛を被っていると懸念を表明した。
被害者の多くは恵まれない家庭出身で、外国人の求婚者と結婚できるチャンスに飛びついている。
これらの女性は、カンボジア人女性をパートナーとして求めている海外在住の孤独な男性を装った詐欺師のオンライン投稿に誘い込まれていることが明らかになった。
犯人はオンラインで関係を始め、次第に恋愛感情が高まり、最終的には結婚の意思を示すようになります。高額の贈り物を約束することで、その魅力が増すといった古典的な詐欺手法である。
米国連邦捜査局（FBI）によると、オンラインロマンス詐欺では、犯罪者は偽のオンライン ID を使用して被害者の愛情と信頼を獲得します。そして、詐欺師はロマンチックな関係や親密な関係の幻想を利用して、被害者を操作したり、盗みを働いたりします。
同省が受けた苦情の数について、内務省・報道官：ソハク氏は、取り締まり活動に支障をきたす恐れがあるため、こうしたロマンス詐欺に関する報告書は公表できないと述べた。
米国国務省の2023年人身売買報告書（TIP報告書）は、オンライン恋愛、暗号通貨、その他の詐欺の現象が数十年前にまで遡ることを強調した。
内務省報道官：タッチ・ソハク氏は、「詐欺事件が増加し続けている中、騙されたと訴える被害者が申告者が少ないため、こうした詐欺に対処する取り組みが妨げられている、申告するよう勧めている」と述べた。
掲載写真：イメージ 内務省
