サル・ソカ副首相兼内務大臣は、海外の反政府グループがカンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯(CLV-DTA)をめぐる抗議活動を人々に行わせようと呼びかけていることを受けて、国家警察署長と各州知事に警備を強化するよう命じた。
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同内務大臣は14日公開された3分間の音声で、野党グループが8月18日に州都の人々を煽動してプノンペンに入り、CLV-DTAに反対するデモに参加させているという情報を受け取ったことを認めた。
彼は、「反政府の野党がこの事件を利用してカラー革命を起こし、正当な政府を打倒しようとしている」と推測している。これを防ぐため、彼は国家警察長官と全州知事に対し、州都と各州の警察部隊に国家治安を強化するよう指示するよう命じたとのことである。
「8月15日から月末まで、プノンペンおよび周辺州への団体旅行は制限されており、すべての州知事は発生する可能性のある問題を解決する準備を整えていなければならない」と同大臣は述べた。
同氏は、私的な場所やその他の場所でデモを行う要請は許可されていないと付け加えた。また同大臣は、「違法なデモを行おうとする人々に対して政府が強硬な措置を取っている」ことを強調している。
掲載写真:内務大臣 内務省の提供