内務大臣、カンポット知事に「企業の排除」について説明を要請

サー・ソカ内務大臣は、カンポット州知事:マオ・トーニンに対し、数年間カンポット政権の開発パートナーとしてリストされていた18社が何の説明もなく削除された理由を明らかにする書簡を発行、送付した。

これは開発パートナーのリストから排除された企業の代表者が内務省に書簡を送った後、ソカ内務大臣が同州知事に対し、カンポット行政の2024年の州開発パートナーリストから企業が削除された理由について詳細な報告書を作成するよう指示したことになる。

内務省のタッチ・ソカク報道官は5月20日、ソカ内務大臣がカンポット州知事トーニン氏に書簡を発行し、詳細な報告を提出するよう指示した理由は、同省が企業の代表者から長年にわたり次のような内容を主張する苦情の書簡を受け取っていたためだと述べた。

報道官の発表によると、排除された企業はこれまで、州政府と協力して州内のさまざまなインフラプロジェクトに取り組んできた。企業は何の説明もなく請負業者の優先リストから外されたことを知り当惑し、この件について説明を得るために内務省の介入を求めた」、「これらすべての問題を明確にするため、同省は状況を評価できるよう知事に詳細な報告を要求した」と述べている。

同報道官は最後に、「州政府の活動については、企業の撤去が不規則なものかどうかは、報告書を受け取るまでは分からない」と述べた。

排除された企業側の代表者の一人であるチェブ・サルウン氏は、「企業は長年にわたり州政府の開発パートナーであった」、「各企業はいずれも、州内の道路建設や修繕、水道や電力の供給、その他のインフラプロジェクトなどのコミューンプロジェクトに関して豊富な経験、設備、人的資源を持っている」と述べている。「だが今年は、これらの企業は州内でコミューンが資金提供するプロジェクトの入札から除外された」と付け加えた。

カンポット州庁の職員ケム・サリン氏は20日、「これらの企業が自治体の資金提供プロジェクトの入札から除外されたのは、州当局が彼らの仕事が満足のいくものではなく、必要な基準を満たしていないと主張したためだ」と述べた。

何かきな臭い排除された企業の苦情を受け付けた内務省とカンポット州行政の認識の食い違いがどうなるのか、注視に値する。

掲載写真:Khmer Times

おすすめの記事