カンボジアは中国に対し、国境を越えた犯罪、人身売買、性的人身売買、不法就労に関与する首謀者を捜査し訴追することで、より多くの支援を提供するよう要求した。この要請は、火曜日に中国の王文天・駐カンボジア大使との会談でサー・ケン内務大臣から出された。
要は、中国系マフィアを中国国内でしっかり取り締まり、情報をもっと提供せよということであろう。カンボジア政府No.2の内務大臣から中国側への要望は異例で、中国系マフィアの犯罪多発、中国本土からの密航船、さらに中国マフィアによるシハヌークビルの犯罪都市化にカンボジアも業を煮やしたかに思える。
同内務大臣は中国側に対し、引き続き調査を支援し、中国を拠点とする首謀者を取り締まりを行い、カンボジア当局に情報を提供するよう求めた。同大臣は、カンボジアは、国内の犯罪者の調査、調査、取り締まりに引き続き懸命に取り組んでいくと述べた。
サーケン内務大臣は中国大使に、「あらゆる種類の国境を越えた犯罪の取り締まりにおける協力の最近の結果について説明し、カンボジア政府と内務省は脅威に取り組むために友好国の関連当局と協力することを強く約束している」と述べている。
「カンボジアは、犯罪を犯すシンジケートによるいくつかの抜け穴の悪用の影響を受けている国です。過去にこのような犯罪を防止し、抑圧するために中国との特別な協力に感謝しています」と同大臣は付け加えた.
これに対し、在カンボジア中国大使:王大使は、「人身売買シンジケートの中国人被害者を救出した政府に感謝し、内務省が国境を越えた犯罪やその他の犯罪に関する情報を交換するための作業部会を設立することを支持する」、「中国大使館がメディアや一般市民への犯罪に関する情報の普及を引き続き促進している」と述べ、犠牲者にFacebookページまたはホットラインを通じてカンボジア当局に連絡するよう促していると答えたいる
まさに外国人犯罪で断トツ1位の中国人、プノンペンの飲酒運転の9割9部が中国人とあっては、その遵奉意識の低さは中国国内ではどうなっているのか、と誰もが業煮やしてくる。
9 月 26 日から昨日まで、カンボジア当局は 94 人の外国人を救出し、さらに 34 件の救出要請を受けまているという。
内務省・報道官:キュー・ソピーク将軍は昨日、「34件の事件でベトナム人38人、マレーシア人9人、インド人6人、バングラデシュ人1人、中国人37人、台湾人2人が救出された」と述べた。
掲載画像:中国大使に異例の要請をした内務大臣との会話 掲載画像:Khmer Timesより