兵士遺体が返還され、タイに拘束の他兵士20人を解放を要求

国境での緊張が高まった際、カンボジア兵士1名と他の20名がタイ軍に捕らえられたと報じられてから数日後、カンボジア兵士の遺体が当局に返還された。

この悲惨な展開により、カンボジアは残りの兵士20名の安全かつ即時の帰還を求める要求を強めている。

31日朝、国防省報道官のマリー・ソチェアタ中将は、拘束されたカンボジア人兵士21名のうち、死亡した1名のみが送還されたことを確認した。ソチェアタ中将は兵士の氏名や死因は明らかにしなかったものの、事件をめぐる状況解明に向けた取り組みが進行中であることを強調した。

「これまでに兵士1人の遺体を受け入れました」とソチェアタ氏は述べた。「残りの20人は依然としてタイ側の拘留下にあり、タイ側に対し、遺体を安全に、そして遅滞なく返還するよう強く求めています。」

兵士の死はカンボジアで深刻な懸念を引き起こし、国防省は兵士全員の安否が確認できるまで休むことはないと表明した。この事件は、先週の国境沿いでの衝突を受けて両国間の停戦が不安定な中で発生した。

「我々の最優先事項は、領土を守り、国民と兵士の命を守り、平和を維持することです」とマリ将軍は宣言した。「我々は二度と戦争を起こさせません。」

彼女はカンボジア国民に対し、冷静さを保ち、王国政府と軍を信頼するよう呼びかけ、「深い国民精神と揺るぎない勇気をもって」祖国を勇敢に守っていると述べた。

掲載写真:国防省

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