全国的な猛暑の最中、局地的に暴風雨が荒れ狂う、家屋100戸以上が被害

国家災害管理委員会(NCDM)は、3月以来の猛暑の連続日が続くカンボジアだが、この1週間に局地的に落雷を伴う暴風雨により、いくつかの州で30戸の家屋が倒壊し、100戸以上が被害を受けたことを確認した。

NCDMの広報担当:ソス・キムコルモニー氏は5日、「自然災害の被害を受けた人々は当局とカンボジア赤十字社によって支援されている」と述べた。

同広報担当は、「水資源・気象省は今年、一部の州で昨年よりも多くの雨、強風、雷が発生すると予測している」と付け加え、「国民に自然災害への警戒を続けるよう呼び掛けた」という。

今年の最初の3か月で、全国で強風や落雷などの自然災害が26件発生し、51軒の家屋が被害を受け、351軒の家屋の屋根が吹き飛ばされ2人が死亡、2人が負傷、した。また、家畜への被害で3頭の牛が死んだという。

同広報担当はまた、2023年の同時期に落雷と強風が38件発生し、2人が死亡、31人が負傷し、170戸の家屋が倒壊し、1,226戸の屋根が吹き飛ばされたと述べた。

この5日(日)に「バッタンバン州カムリエン地区で30軒の屋根が強風で飛ばされたことを受け、州軍副司令官セン・テアリン少将は昨日、軍に出づを命じた。」また「雨、強風、雷によりバッタンバン州カムリエン地区オーダコミューンのルンファット村で29軒の家屋が被害を受けた」と述べた。

掲載写真:国家災害管理委員会(NCDM)の提供

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