全国、ワクチン対象者人口の46.54%、4,654,451人接種に達する。

7月6日の夜の時点で、保健省と国防省は、すべての人生の歩みについてCovid-19に対して4,654,451人にワクチン接種した、と地元メディアは報道した。だが、これには第1回の接種完了で2回目待ちのたくさんの人々も含まれており、単純にワクチンした対象者の約47%が全ておわったということではない。(この点、日本の報道も同様。65歳以上の対象者の35%しか2回目は完了していない)

幸いワクチン接種ではカンボジアは早く進み、プノンペン都では依然より感染者増加が抑制されており、それが未だ再規制の強化が行われていない。

一方、全国レベルで感染状況を見るに感染は蔓延状態であり、危機的ですらある。地方の各州でぽつりぽつりとワクチン接種キャンペーンが始まったという状況である。8月の半ば頃にはプノンペンでワクチン効果が出てきて、他地方では、早くても9月末になるだろうか。国全体が落ち着くとしても年内は無理であろう。日本は早くても来年の春以降である。

次に12歳以上の子どもにワクチン接種を検討

カンボジアは、今年10月末までにワクチン接種される予定の1,000万人を完了するように努めており、これを可能にするために、Covax Initiativeがカンボジアでシェアを維持していることが見えなくなった後も、SinopharmとSinovacの両方を含むワクチンが中国から着実に流入しているという。そこでカンボジアでは、12歳以上の子供に予防接種を行うことと、目標の1,000万回の予防接種が達成後、接種キャンペーンを行うことを検討している。ならば、今年中の学校再開は難しい。

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