児童福祉機関 2023年にカンボジアの150万人の少女、少年の生活が改善

6月1日は、カンボジアの「国際子どもの日」の祝日であったが、カンボジアの20の州とプノンペン都で活動する「子ども福祉機関ワールド・ビジョン・インターナショナル」が、2023年のカンボジアの子どもの状況について年次影響報告書を発表した。

報告書では、カンボジア王国政府、国際開発パートナー、市民社会組織、民間セクターとの協力を通じて、カンボジアのワールド・ビジョン・インターナショナルは、カンボジアの 320 万人以上の人々の生活を大幅に改善したという。中でも、清潔な水、包括的な教育、改善された栄養、アクセス可能な医療サービスなどへのアクセスが可能になった人たちには 150 万人の子どもたちも含まれている。

6月7日に発表された同機関のプレスリリースによると、「ワールド・ビジョン・インターナショナルのカンボジアにおける学校給食プログラムは、教育分野に直接的な影響を与えており、79,500人の子どもたちが栄養のある朝食を摂取され同プログラムは学校出席率の向上と中退率の低下に大きく貢献している」という。

また、43カ所の新しい水摂取ポイントが設置され、7万8,400人が清潔な水にアクセスできるようになった。また、1万3,170人の子供と若者が保護に関連した生活スキルの訓練を受け、2万9,502人の地域住民が児童保護問題に関する行動変容セッションに参加したとも付け加えている。

カンボジアにおけるワールド・ビジョン・インターナショナルの災害救援への取り組みは、洪水対応活動に顕著に表れています。これらの活動により、被災した 2,150 世帯に援助が提供され、危機的状況におけるコミュニティ支援に対する組織の献身が実証され、2023年、ワールド・ビジョンはカンボジア王国政府の国家目標への貢献を深め、持続可能な開発目標に向けて大きな前進を遂げていると報告書は述べている。

掲載写真:Khmer Times

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