与党カンボジア人民党(CPP)のフン・セン党首は昨日、フン・セン一家の不和(切望される役職をフン・メニー氏がフン・マネ氏と争っている)を憶測として一蹴し、フン・マネ氏が新首相になることについて家族内で異論はなかったと述べ、噂による疑惑を否定したと述べた。
フン・セン氏は22日、国会で行われた記者会見で、「首相のポストをめぐってフン・マネ氏、フン・マニス氏、フン・メニー氏の3人の息子の間で競い合うことが起きたことは一度もなかった」と語った。
政治アナリストの間ではフン・セン一家に不和があったという噂が飛び交っており、23日公務員大臣に就任したCPP議員のフン・メニー氏は、フン・マネ氏が第7代国家首相としてフン・セン氏の後任となったことに気分を害しているという噂に結びついていた。フン・セン氏の息子(3男)フン・マニス氏は国軍の副司令官である。
「私の他の2人の息子、マニスとメニーは、マネより上の地位を受け入れるつもりはない。それが真実だ」とフン・セン氏は強調した。
フン・セン氏によると、長男のフン・マネ氏は、家族に、政治家としては党内、国民から強い支持を受けているという。38年以上政権を握ったフン・セン氏は最長在任の首相を辞任し、7月23日の国政選挙でカンボジア人民党(CPP)が圧勝したことを受けてフン・マネ氏が新首相に就任する道を開いた。
掲載写真:フンセン前首相とフンマネ新首相、フンメニー公務員大臣 フレッシュニュース