農林水産省は先週、イラワジイルカ(河イルカ、河ゴンドウ)の保護が順調に進んでいると発表した。最新の調査では、メコン川イルカの個体数が105頭になったことが明らかになった。
農林水産省・広報担当者:イム・ラクナ氏は9月2日(月)、クラティエ州漁業局の職員や河川警備隊員との会議でこの朗報を伝えたという。同会議では、イワシイルカの保護と保全を強化するための対策が話し合われた。
同報道官は、クラティエ州で活動する44名の河川警備員の前で、彼らの懸命な仕事に深い感謝の意を表し、「警備員たちは河川保護区域での漁業犯罪を防止するために、毎日24時間休みなく職務を遂行している」と語った。
また、「カンボジアのイルカ保護における最大の成果は、過去2年間でイルカの数が92頭から105頭に増加したことだ。これはカンボジアにとって誇らしい成果であり、河川保護当局の努力の成果だ」と強調している。
しかし、同氏は、「メコン川では大きな網や電気ショックを与える漁具を使った漁業が続いており、クラティエ州のイルカに危険をもたらし続けている」という懸念も指摘している。
掲載写真」農林水産省の提供