保健省の注意勧告 近隣諸国でオミクロンの変異種症例が増加する懸念あり

新たな亜変異種であるオミクロン XBB.1.5 からの感染が近隣諸国で増加しているため、保健省は人々に警戒し、新型コロナウイルス感染症に対する予防措置を継続的に実践するよう警告した。保健省は触れていないが、本家本元の中国では、大きな感染の波が遅い、何百万人規模の感染が予想されている。

5月27日(土)、タイメディア:バンコク・ポストの報道によると、シリラート・ピヤマハラジャカルン病院は、すべてのベッドが満室のため、これ以上新型コロナウイルス感染症患者を受け入れることができないと発表している。

シリラート・ピヤマラージカルン病院は土曜日、SNSで「集中治療室(ICU)と入院部門(IPD)の新型コロナウイルス感染症患者用のベッドは満室だ」、「さらに、救急部門には紹介を待っている新型コロナウイルス感染症患者がいます。このため、病院では新たに患者を受け入れることができなくなった。ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と述べている。

ベッド数345床のこの病院は、チャオプラヤ川西岸に位置するタイ国内で最も有名な公立病院であるシリラート病院に隣接する私立病院である。

保健省:ヴァンディン報道官は29日書簡を発行し、近隣諸国や世界中で新型コロナウイルス感染症の感染者が増加しているのはコロナウイルスがまだ消えていないことの表れであると国民に注意を喚起している。

世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルス感染症はもはや国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態ではないと宣言した後、世界の一般住民の一部はあまりにも不注意になり、免疫システムを強化するためのワクチン追加投与を受けなくなったようだと同報道官は懸念を示し、

「実は、まだ終わっていないんです。私たちは自分自身の健康のために引き続き個人的な予防策を講じ、以前のような困難に戻るのを防ぐ必要があります。新型コロナウイルス感染症ウイルスが変異するまでにどれくらいの時間がかかるかわかりません」と述べている。

同報道官は、「他のウイルスや微生物と結合して新たなウイルスとなり、以前よりも感染力が強くなり、重症化する可能性がある」、「したがって、私たちは団結して評価に基づいた健康対策を継続的に実施し、免疫力を高め、良好な身体的および精神的健康を維持するために追加接種を継続しなければなりません」とも述べている。

なお、カンボジアの公式発表ですらここ1週間、日々新規感染者を確認している。実態は公式発表の10倍以上であろう。

掲載写真:Khmer Times

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